眼の病気 

目瞼内反症
シャーペイの特徴はぷよぷよむちむちな皮膚と、豊富なしわですが、まぶたにも余分な皮膚やしわがある場合が多いです。その余分な皮膚などが垂れ下がり目の中に入り込んでしまう状態が「目瞼内反症」です。シャーペイには良くあることで、重大な病気ではありません。
ただしこの状態がひどいと外科的措置をしなければなりません。まぶたが内側に入ってしまうと言うことは、眼球にまつげやまぶたが常に当たっているわけで、超痛い!(あるいはかゆい!)わけですから。最悪の場合は眼球に傷がつきます。視力にも影響が出てきます。

子犬の場合、生後2-4週間目に「タッキング」といって、目が良く開くように上まぶたを縫い付けるようです。つまり人間のプチ整形の二重版みたいな感じだと思います。

通常、犬が生後6-8ヵ月位になった後に、必要があればきちんとした外科的手術をします。その手術はまぶたの内側の余分な肉を切り取る手術です。個体差があり、タッキングだけで済む子もいます。
手術後、犬は2-3日でよく見えるようになりますが、通常抜糸は7-14日後とのこと。

Fatimaもこの手術は2回しました。生後4ヶ月と6ヶ月のときです。無知な私は何もわからなかったので、ブリーダーさん宅で(獣医さんで)すべてやってもらいました。手術後はちょっとまぶた取りすぎでは!?と思うくらい「あっかんべー」状態だった目も、日に日に愛らしいかわいい目に変化していきました。



※若い子犬の眼瞼内反症は、角膜潰瘍化になることがあり、医学非常事態です。すぐに獣医に相談してください!



チェリーアイ(第3眼瞼の線の脱出)
犬は、目の内側に、第三眼瞼があります。それは、涙を調節している「ワイパー」のような役割をします。シャーペイに限りませんが、このワイパーの腺がが目から飛び出るように見える場合があります。それがチェリーアイです。ピンク色の腺が飛び出ているので、チェリーと呼ばれているようです。これも外科手術が必要です。
たいていの場合、飛び出た腺を元の位置に戻し付ける方法が用いられるようですが、たまに腺を取り除く獣医もいるようです。この腺を取り除いてしまうと、涙の生産にかかわってきて、ドライアイなどの不調を起こすこともあるそうです。
シャーペイの場合は特に、眼瞼内反症でまつげが第三眼瞼と擦れ合って、チェリーアイがひどくなることもあるようで、いずれにしても獣医とのきちんとした相談が必要不可欠です。


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